障害者自立支援給付支払等システム

平成30年度より同行援護サービスにおいて、基本報酬や加算・減算、受給者の支給決定、ヘルパー資格が以下のとおり追加されているが、受給者の支給決定やヘルパー資格と報酬の組み合わせはどのようになるのか。

【基本報酬】
・身体介護を伴う場合
・身体介護を伴わない場合
・平成30年4月以降に支給決定を受けた者に提供した場合

【加算】
・盲ろう者に対して盲ろう者向け通訳・介助員が支援を行う場合

【ヘルパー資格に伴う減算】
・基礎研修課程修了者等により行われる場合
・盲ろう者向け通訳・介助員により行われる場合

【支給決定】
・151000:同行援護(身体介護伴う)決定
・152000:同行援護(身体介護伴わない)決定
・153000:同行援護基本決定
・154000:同行援護基本決定(盲ろう者)

【ヘルパー資格】
・11:初任者等
・12:基礎等
・15:初任者等(通訳)
・16:基礎等(通訳)
・17:通訳

投稿日:2018年5月28日 更新日:

【2018年(平成30年)5月28日】

受給者の支給決定とヘルパー資格による、報酬の組み合わせは以下のとおりである。

①基本報酬:身体介護を伴う場合
②基本報酬:身体介護を伴わない場合
③基本報酬:平成30年4月以降に支給決定を受けた者に提供した場合
④減算:基礎研修課程修了者等により行われる場合
⑤減算:盲ろう者向け通訳・介助員により行われる場合
⑥加算:盲ろう者に対して盲ろう者向け通訳・介助員が支援を行う場合

【支給決定】
・151000:同行援護(身体介護伴う)決定
11:初任者等 ⇒① 12:基礎等 ⇒①,④
15:初任者等(通訳) ⇒① 16:基礎等(通訳) ⇒①,④又は⑤
17:通訳 ⇒①,⑤

・152000:同行援護(身体介護伴わない)決定
11:初任者等 ⇒② 12:基礎等 ⇒②,④
15:初任者等(通訳) ⇒② 16:基礎等(通訳) ⇒②,④又は⑤
17:通訳 ⇒②,⑤

・153000:同行援護基本決定
11:初任者等 ⇒③ 12:基礎等 ⇒③,④
15:初任者等(通訳) ⇒③ 16:基礎等(通訳) ⇒③,④又は⑤
17:通訳 ⇒③,⑤

・154000:同行援護基本決定(盲ろう者)
11:初任者等 ⇒③ 12:基礎等 ⇒③,④
15:初任者等(通訳) ⇒③,⑥
16:基礎等(通訳) ⇒③,④又は⑤,⑥
17:通訳 ⇒③,⑤,⑥


【出典】厚生労働省HP
障害者自立支援給付支払等システムに係るQ&Aの送付について

-障害者自立支援給付支払等システム

関連記事

no image

平成30年5月23日付事務連絡「「平成30年度障害福祉サービス等報酬改定等に関するQ&A VOL.3(平成30年5月23日)」の送付について」の問2において、複数の減算事由に該当した場合の取扱いが記載されている。
減算となる単位数が大きい方の減算が適用された請求に対して、国保連合会の一次審査ではどのように取扱われるか。

<例>
・サービス管理責任者欠如減算の対象となる事業所において、個別支援計画未作成減算(3月以上)に該当する受給者について、個別支援計画未作成減算のみを適用した単位数で請求を行った場合
※事業所異動連絡票情報(サービス情報)の「サービス管理責任者欠如減算の有無」に「2:有り」を設定している。

【2018年(平成30年)5月28日】 【事業所台帳の登録内容】に記載の事業所において、以下のいずれの事由にも該当しない減算の請求を行った場合、国保連合会の一次審査において警告が発生する。 (例の場合 …

no image

平成25年3月29日付事務連絡「介護給付費等の支給関係に係る様式例について」でお示しした様式例のうち、「様式11号:障害福祉サービス受給者証」及び「様式第12号:地域相談支援受給者証」について、障害種別に「4」、「5」が追加されているが、具体的に「4」を選択する場合と、「5」を選択する場合を教えて頂きたい。

【2013年(平成25年)3月26日】 受給者証を交付するシステムと国保連合会に受給者情報を提供するシステムとが連動していない場合は障害種別欄に「4」を、連動している場合は「5」を選択いただきたい。 …

no image

インタフェース仕様書(共通編)のコード一覧(14ページ)の 項番5障害区分コードに「05:難病等対象者」が追加された が、身体障害者で難病の場合、「01:身体障害者」、または 「05:難病等対象者」のどちらを設定すればよいのか。

【2013年(平成25年)3月26日】 主たる障害種別を設定する。 なお、統計については、設定された障害種別に応じて集計されることとなる。 【参考】厚生労働省HP インターフェイス仕様書(共通編)平成 …

no image

短期入所を提供しており、上限額管理事業所になっている。 今月は、当事業所の利用はなく、他事業所(基準該当事業所)のみの利用があった。
上限額管理加算のみを請求するために明細書を作成するが、サービス 種別24 : 短期入所について、以下のインターフェースの設定はいつを入 力すればよいか。
●介護給付費等 明細書 日数情報レコード
開始年月日および終了年月日

【2009年(平成21年)6月5日】 お問い合わせの事例については、現在のところインタフェース仕様における規定がないため、「開始年月日」には、当該月の1日を設定、「終了年月日」には、当該月の末日を設定 …

no image

施設入所支援において、提供単位の異なる以下の事業所を一体的に 管理している場合

①施設入所支援 定員41人(夜勤職員配置体制あり)
②施設入所支援 定員39人(夜勤職員配置体制あり)

本体報酬の算定にあたっては全体定員が80人であることを考慮し「ロ 定員61人以上80人以下」の請求サービスコードを用いるが、
夜勤職員 配置体制加算の算定にあたっては

①については、「定員41人以上60 人以下」の請求サービスコードを用い、
②については「定員21人以上4 0人以下」の請求サービスコードを用いるということか。

【2009年(平成21年)6月5日】 お見込みのとおりです。また、支払等システムの点検については、項番35の取り扱いと同様です。 事業所台帳の定員区分に「02:41人以上60人以下」のみが設定されてい …

みんぐる

スマビー

PAGE TOP