障害福祉サービス等制度改正

グループホームにおいて、帰宅時支援加算はどのように算定するのか。

投稿日:2014年4月9日 更新日:

【2014年(平成26年)4月9日】

グループホームにおいて帰宅時支援加算を算定できるのは、帰省により本体報酬が算定されない日数が月2日を超える場合であって、当該2日を超えて帰省により本体報酬が算定できない日数が下記の日数の場合に、個別支援計画に基づき帰省の支援を行ったときは、次のとおり報酬を加算できる(月1回算定)。

3~6日までの場合187単位7日以上の場合374単位

(例)毎週金曜日の夜、実家に帰り、月曜日の夜、グループホームに戻る場合

10月6日(金) 帰省・・・・所定単位数(本体報酬)を算定
10月7日(土)~8日(日)(2日間)・・・・所定単位数(本体報酬)を算定不可
10月9日(月) グループホームに戻る・・・・所定単位数(本体報酬)を算定
10月13日(金) 帰省・・・・所定単位数(本体報酬)を算定
10月14日(土)~15日(日)(2日間)・・・・所定単位数(本体報酬)を算定不可
10月16日(月) グループホームに戻る・・・・所定単位数(本体報酬)を算定
10月20日(金) 帰省・・・・所定単位数(本体報酬)を算定
10月21日(土)~22日(日)(2日間)・・・・所定単位数(本体報酬)を算定不可
10月23日(月) グループホームに戻る・・・・所定単位数(本体報酬)を算定
10月27日(金) 帰省・・・・所定単位数(本体報酬)を算定
10月28日(土)~29日(日)(2日間)・・・・所定単位数(本体報酬)を算定不可
10月30日(月) グループホームに戻る・・・・所定単位数(本体報酬)を算定

※ 本体報酬を算定できない日数が8日(1月間)あることから、374単位を算定


【出典】厚生労働省HP
平成26年度障害福祉サービス等制度改正に関するQ&A(平成26年4月9日)

-障害福祉サービス等制度改正

関連記事

no image

指定共同生活援助事業所における「重度障害者支援加算」については、 重度障害者等包括支援の対象となる利用者についてのみ、加算が算定されるのか。

【2014年(平成26年)4月9日】 重度障害者等包括支援の対象者だけでなく、当該加算の算定要件を満たす指定共同生活援助事業所を利用している全ての者に算定されるものである。 【出典】厚生労働省HP 平 …

no image

(加算等の届出)加算に係る届出については、毎月15日までに行わなければ翌月から算定できないが、制度改正の影響により届出が間に合わなかった場合の特例 はあるのか。また、「介護給付費等の算定に係る体制等状況一覧表」についても、特例の措置はあるのか。

【2014年(平成26年)4月9日】 平成26年4月1日から加算等の対象となるサービスが適切になされているにも関わらず、届出が間に合わないといった場合については、平成26年4月中に届出が受理された場合 …

no image

医療連携体制加算(Ⅴ)について、看護師により24時間連絡体制を確保していることとあるが、同一法人の他の事業所の看護師を活用する場 合、当該看護師が当該他の事業所において夜勤を行うときがあっても、グループホームにおいて24時間連絡体制が確保されていると考えてよいか。

【2014年(平成26年)4月9日】 医療連携体制加算(Ⅴ)は、看護師と常に連携し、必要なときにグループホーム側から看護師に医療的対応等について相談できるような体制をとることを求めているものであり、他 …

no image

体験利用の場合の居室の利用形態について
① 利用者(体験利用除く)が帰宅・入院等により不在の場合に、当該 利用者の居室を、体験利用に供することは可能か。可能とすれば、帰 宅時支援加算等を算定することは可能か。
② 利用されていない居室を、複数の体験利用者に交互に供することは 可能か。例えば、同じ居室を、今週はA、来週はB、再来週はAが利 用するといった形態。 可能とすれば、利用の都度、契約を交わすこととなるのか。

【2014年(平成26年)4月9日】 ① 利用者が入院又は外泊期間中の当該利用者の居室については、当該利用者とグループホーム事業者との間で賃貸借契約が締結されていることから、家賃等が支払われている間に …

no image

グループホーム入居者が別の事業所のグループホームを体験的に利用することは可能か。

【2014年(平成26年)4月9日】 例えば、外部サービス利用型指定共同生活援助事業所が設置するグループホームの入居者が指定共同生活援助事業所が設置するグループホームを体験的に利用する場合等、その必要 …

みんぐる

スマビー

PAGE TOP