【2009年(平成21年)3月12日】
- 今回の就労移行支援体制加算については、一般就労への移行に積極的に取り組んでいる事業所に対し、過去の実績も含め、就職・定着の実績に応じて、きめ細かい評価を行うために見直しを行ったものである。
- また、算定方法については、以下のとおり。
(例)就労移行支援事業所において、
- 前々年度の利用定員30名に対し定着者10名
- 前年度の利用定員30名に対し定着者7名
の場合
(算定の際は、計算の度に、小数点以下の端数処理(四捨五入)を行う)
(1)前々年度の定着者を、前々年度の利用定員で割り、定着率を算定。
10名÷30名×100(%)≒33%(小数点以下四捨五入)・・・①
(2)前年度の定着者を、前年度の利用定員で割り、定着率を算定。
7名÷30名×100(%)≒23%(小数点以下四捨五入)・・・②
(3)前々年度の定着率(①)に0.2を乗じる。
33%×0.2≒7%(小数点以下四捨五入)・・・③
(4)前年度の定着率(②)に0.8を乗じる。
23%×0.8≒18%(小数点以下四捨五入)・・・④
(5)上記(3)及び(4)にて算出した定着率(③及び④)を合わせ、当該加算算定対象となる定着率を算定。
7%+18%=25%
よって、定着率は25%となり、82単位加算となる。