地域移行支援型ホーム

地域移行支援型ホームの構造上の 独立性の確保について、利用者の入口(玄関)を病院とは別に設けるほかに、廊下等の独立性はどのように確保すべきか 。

投稿日:2015年2月20日 更新日:

【2015年(平成27年)2月20日】

地域移行支援型ホームは、利用者の日常生活の場であり、医療行為の提供を受ける病院とは異なるものである。

このため、利用者のプライバシーが確保され、病院とは独立した生活が保たれるよう、病院の通院者・入院者や病院関係者が地域移行支援型ホームの生活圏に立ち入らないよう配慮されなければならない。

このため、地域移行支援型ホームの入口を経由せずに廊下や階段を通じて直接病院から地域移行支援型ホームに移動できないよう、例えば、 壁や施錠されたドア等で物理的に遮断されている必要がある。

単に立入り禁止と記した立て札を配置する程度のものは認められない。


【出典】厚生労働省
地域移行支援型ホームに係るQ&Aについて

-地域移行支援型ホーム

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