1)排尿に関する器官

図26は排尿に関する器官を示している。尿道は、勝胱から対外へ通じる出口管であり、女性(4cm)は男性(23cm)よりも短くなっている。女性は、尿道が短いために勝胱感染が起こりやすい。尿道の上部2/3は外尿道括約筋で囲まれている。この括約筋は随意的制御を受けている。

勝胱は骨盤内の前部に位置し、筋肉壁から成り立っている中空の容器である。膜胱は尿管によって腎臓と結ばれている。骨盤内では、勝胱は子宮の前方に位置している。
子宮の後方には直腸がある。

腎臓から勝胱へ毎分およそ1mlの尿が送られてくる。一般的に150ml程度の尿が膜朕に貯まると尿意を催し、400ml以上も貯まると、排尿を我慢することができなくなる。

排尿は、括約筋の弛緩によって尿道が開くようになり、膀胱の筋肉壁が収縮して尿が押し出されることで起こる。勝胱内の尿が400ml以上になる前に排尿することが必要となる。

投稿日:2002年12月27日 更新日:

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