第2章 男性のための間欠式バルーンカテーテル法

間欠式バルーンカテーテルの留置には無菌的技法と清潔技法との2つがある。無菌的技法では、排尿機能障害のある人に対して無菌的な手袋を着用し、滅菌したピンセットなどで道具や綿球などの材料を扱う。この技法は病院などで感染予防が必要な場合に推奨される。

清潔技法は、在宅生活を送っている外来患者が行う。無菌的でなくとも清潔であれば十分である。短期間の利用なら、感染を最小限に抑えることは可能である。本稿では清潔技法による間欠式バルーンカテーテル法について紹介する。

間欠式バルーンカテーテル留置は外出、旅行、車の運転の前等に行なわれるが、通常家庭ではベッド上やトイレで行う。

投稿日:2002年12月27日 更新日:

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