2)エレベーター

エレベーターまで線状ブロックが敷設されている場合、その到達場所はエレベーターの昇降ボタンの前である。しかし、視覚障害者がエレベーター前の点状ブロックを発見しただけでは、エレベーターに対しどのような位置に立っているかを把握することがむずかしい。ブロックを発見した後コンスタントコンタクトで白杖を操作し壁面を発見、白杖と手指による壁面探索によりドアの位置、ボタンの位置などを確認する。(図3-23)また、音声表示仕様のないエレベーターの場合、エレベーターのドアが開いただけでは昇降方向の確認は不可能である。そのため、必要に応じ、援助依頼によってエレベーターの昇降方向を確認することが必要となる。

投稿日:2002年12月26日 更新日:

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