(2)階段の終わり又は踊り場の発見

自校が階段に当たらず振りきれると、階段は残り一段になる。階段を昇っている間も身体が前進することを利用し、自校を前方へ滑らせながら、最終段を表示している点状ブロックの存在を確認する。
石突の位置を維持しながら、階段を昇りきる。足底部の感覚を利用し、点状ブロックによる最終段表示を再確認してもよい。
白杖を使用している場合、石突が床面に触れると、床面まで残り一段の位置となる。階段脇の手すりは、設置方法が統一されていないことが多い。そのため、階段が終わる数段前の位置で手すりが水平になるなど、手すりの形状から階段の始まりや終わりを判断することが難しい場合がある。また、視覚障害者の体格、歩幅などによっては、白杖や足底が点状ブロックではなく床面に触れる場合がある。石突または足底が床面と点状ブロックに触れ、それ以上下降できない状態を確認することができればよい。

投稿日:2002年12月26日 更新日:

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